2008年5月18日日曜日

Gandamの大人の事情?

「ナルト」を書くつもりだったが、余りにも資料不足。加えて実際にまだ原作もよんでない!「ナルト」は暫くお預けということで。・・・そこで、今日はガンダムに関する大人の事情を書いてみようかとおもう。
 あの、「流行りうたを歌う人」っていうの? 「カラオケでうたう歌の提供者」みたいな人達がいるじゃないですか?
 で、その中には「シングルを6ヵ月連続リリース!」とか、まあそこまで大々的に告知しなくても、3ヵ月くらいの短いサイクルで次々と楽曲を発表する人達がいるでしょう。
 毎月リリースすること自体を話題にする意図もあるだろうけど、要するに、その歌手の賞味期限が切れる前に売れるだけ売っちまえとか、短い期間で歌を出し続けないとすぐ大衆に忘れられてしまいそうな歌手だからとか、様々な理由が想起されるでしょう。
 だから、私は好きじゃないし、かわいそうだとも思う。
 でも気付いたら、ガンダムも同じ状態になっていた、と実感するニュースを見つけた。
 サイト『シャア専用ニュース』さんによると、『00』の第2シーズンが来年10月から放送決定らしいいんですよ。 http://randal.blog91.fc2.com/blog-entry-221.html
 もう次? あーあ。上記のCDリリースと同じ状況。いつから、ガンダムはこんな忙しない発表ペースになってしまったんだろう。TVベースでこんなサイクルになったのは、いつからだ? 『V』からかな。 でも『G』『X』と続いて、でも。後は、『Seed』まで結構期間が空いていたよな。 やっぱり『Seed』からかな。1年くらいの期間で、次々とガンダムのTV新作が発表されるようになったのは。
 バンダイビジュアルのホームページにあるIR情報を見ると、ガンダムの新作を発表し続けなければならない理由の一端が見えてくる。 http://www.bandaivisual.co.jp/pdf/2007/pr070410-2.pdf(アドレス見たら分かるだろうけど、PDFファイルです)。
 この資料の3ページ目にある円グラフ「2007年2月期業績の概要(単体) キャラクター別のパッケージ売上」を見ると、2006年度も2007年度も、売上の40%以上をガンダムが占めている。 2位の『クレヨンしんちゃん』でも4%ちょっとだから、どれだけガンダムに依存しているかが分かる。
 2008年度同期の業績予想では、2007年度の『ファースト』DVD-BOXのようなビッグタイトルがないので、ガンダム関連の作品は売上全体の20%に設定されている。 それでも割合は当然1位。20%だものな。
 売上と言うのは、どこの会社でも前年度の数字を超えることが目標になるだろうから、当然バンダイビジュアルとしてはガンダム抜きでは勝負できないでしょう。だから、ガンダムは作られ続けないといけない。 そこには、オールドファンの感傷など入り込む余地のない、ビジネスの論理が大きく太く流れているのだ。いや、俺だって大人だから分かっているよ。アニメだってビジネスだからね。日本を代表するコンテンツ産業だからね。こういう事は余り書きたくはないけれど、大人の事情も視野に入れておく必要があるように私は思う。

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